KONA Roadhouse Novatechホイールインプレ[Review 5]

Novatech Road 30 Disc ホイールセット[KONA Roadhouse]
Roadhouseに乗っててフィーリングをつかむのに苦労したパーツがホイールセット[Novatech Road 30 Disc Wheelset]です。
グラベル実走中のRoadhouse[Novatech Road 30 Disc Wheelset]
なにせ、バイクフレーム強度が高めな設計なため、初めはフレームとホイールどっちの強度が高いのか判断できずレビューが書けませんでした。しかし、最近Roadhouseに集中的に乗れたことで特徴がつかめてきたのです。

答えを先に言えば、このホイールの剛性は高く、見た目そのままディープリムの特性があることが解りました。

ホイールの特徴

リムの高さ[Novatech Road 30 Disc Wheelset]
ディープリムは、リムハイト(リムの高さ)が30ミリ以上あるリムで、50〜60ミリ以上になると「エアロホイール」とも呼ばれています。

このタイプは、リムの体積が増えホイールの軽量化が難しくなるのですが、ホイールが回るときにリムの重量に慣性がかかるため速度を維持するのが楽になります。

標準ホイールがディープリムと判断できたのは、中速コーナーでバイクを倒して旋回しているとき、ホイールを起こそうとするジャイロ効果が発生したことです。
タイトなS字コーナーを低いスピードで切り返しするときは気になりませんが、コーナーの半径が大きいカーブで速度がのっていると体感しやすいです。また、登坂でペタリングが重く感じていたのはフレーム重量だけでなく、慣性の掛かっていないホイールの抵抗もプラスされていたからでした。
ダートの登坂[KONA Roadhouse]
デメリットばかり述べているようですがメリットはあります。それは、グラベル(砂利道)といった転がり抵抗が増える不整地でも、少ないパワーで巡航スピードが維持できること。それと、ターマック(舗装路)でも、少々の向かい風でスピードが落ちることはありません。

ディープリムホイールは、巡航速度を維持しやすい平地走行を得意としたホイールです。欧米のグラベルロードは、日本のように少ない面積で起伏の差が大きくなく、なだらかなルートが多いために、このようなホイールが選択されたのでしょう。

ホイールの剛性

リアホイールスポーク28本[Novatech Road 30 Disc Wheelset]
張ってあるスポークの細さから、最初は「雑に使うと折れる?」と思っていましたが、スポークの本数をチェックしてみると、フロントが【24本】、リアが【28本】と、ロード用としては特に少なめということはありません。また、細いスポークでもテンションを高く張ってホイールの変形を減らすことができるようです。ただ、金属疲労で折れる可能性は高くなります。

ホイールの強度は見ため以上に高く、凸凹のあるフラットなシングルトラックを走破しても、数十センチの段差から飛び降りてもホイールの歪みは認められません。特に縦方向の強度は高く、その代償として衝撃吸収性の低さを何度も実感しました。
他には、コーナーリングでホイールを斜めにバンクさせても「たわむ」というイメージが少なく不整地のコーナでも安心感が高いです。
15 × 100mm スルーアクスル[KONA Roadhouse]
強度に関する要因はドライブアクスル部分にもあります。フレームとホイールの回転軸は前後スルーアクスル化され、アクスルのねじれ対策と路面追従性を高めています。これによって、走行中にハンドルを左右にこじってもブレの少ない硬さもあります。[Review 4]で走行したダートの下りでも安定している理由の一つがココにあるようです。
山岳オフロード[KONA Roadhouse]
ということで、都市部での走行が多く道路環境の関係でストップ&ゴーが頻繁なばあい。また、乗り心地が気になるユーザーは、ホイールを自分好みに変更していけば、乗車フィーリングを大きく変えることができます。しかし、そう思いながらも、今のところホイールを換える気はしばらくないかな?

荒れたルートでもホイールが歪まないところは気に入っています。

KONA Roadhouse インプレ




KONA Roadhouse Novatechホイールインプレ[Review 5]」への2件のフィードバック

  1. yasu

    ご無沙汰しております。

    こちらで参考にさせていただいた後
    昨年12月中旬に無事Roadhouse納車しました。
    その後、私の体型に合わて各部の寸法出し、ハンドルをより短い70mmリーチの
    コンパクトドロップに変更、前後タイヤチューブをウルトラライトに交換し
    初めて100kmほど、舗装路メインですが試走いたしました。

    当初、車重の重さを懸念していたのですが、ご指摘のように平坦路で走り出してしまえば
    30km程の巡行速度維持はとても楽に感じます。
    また、エア圧を上限(体重78kg)で走行してもbikeの接地感がとても良く、23Cで感じるような
    路面に弾かれる感覚が無い為、巡行走行が気持ち良く感じます。
    (その際、改めてサイコンを取り付けるにあたり、タイヤ外周を測定したところ約2170mmあり、キャットアイの
    換算表では35c程度の設定になっておりました)

    私の使用目的としては、舗装路メインのロングライドを考えております。
    (ダートやトレイルは650BのEXPLOSIFで楽しんでいます)
    それでも、ちょっとしたダートや路面変化のギャップで飛んでみても、頼りない感触や「カンカン」した堅さの無い、しっとり系の「塊感」がとても気に入りました。

    唯一、気になる点は、タイヤを装着した状態でのホイールバランスのブレが出ており、これを取り除く方法を
    模索しております。mt-biker様はどうでしょうか?

    長文になりましたが、お気に入りのbikeに巡り合えて嬉しいです!
    それでは失礼いたします。

  2. mt-biker☆ 投稿作成者

    yasu様

    こちらこそ、閲覧とレビューコメント有難うございます。

    ついに納車されたRoadhouseが走り始めたようで、同ユーザーとして嬉しいことです。フィッティングに合わせて早速パーツ変更されてバイクも進化しているようで。

    タイヤの円周や幅は、ホイールの内幅やタイヤごとに差異があるので、私のばあい行き当たりばったりで使用しています。

    あとフレームサイズ【540ミリ】の「しっとり感」の乗り心地に興味深いモノがあります。私は悪路ばかり走行しているので、ヘッド周りやリアアクスル周りの強度の高いフィーリングが目立って、フレームの”しなり感”は、あまり体感していないです。この辺り、大きいフレームの方が”しなり感”が高いかもしれないですね。そういった所も今後注視していきたいです。

    ホイールバランスの件ですが、こちらも悪路メインに走っていたので、ちょっと気付いていなかったです。
    ホイールバランスが取れていない場合、リム上にウェイト(鉛シート)を載せて解消するのが一般的です。ただ、タイヤやチューブ、サイコンのマグネットなど、バランスを左右する外的要因も含まれてくるので、意外と手間暇が必要だと思われます。

    私も暇をみてノバテックのホイールをチェックしてみたいです。

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