前後キャリア未装着[Toughroad SLR 1]

GIANT Toughroad SLR 1 実走レビュー[Review 2]

前回]は、2015年の年末に納車された「Toughroad(タフロード)」のバイク詳細レビューでした。ジオメトリが乗り手の体格によく合っていたので、フィッティングは納車当日の短時間で終了。後日の実走を待つのみになりました。

ちなみに、私の身長は【166センチ】、体重は【56キロ】くらい。

バイクは[Toughroad SLR 1]のサイズは【XS(430)】。メーカーが公表する適応身長は【160〜175センチ】としています。
キャリア取外し状態[GIANT Toughroad SLR 1]
SLR 1のみに標準装備される前後キャリアは、素の状態のハンドリングや乗り心地をチェックしたかったので外してあります。外した状態の重量は【約10.8kg(ペダルレス)】。

H2PRO-PANNIER装着[Toughroad SLR ]
”GIANT純正”のパニアケース[H2PRO PANNIER]は入荷待ちなので、いずれはキャリアとパニアケースを装着した状態でもフィーリングはチェックしたいです。

Toughroad 実走

1230-17
実走の前に、走りを大きく左右するタイヤの空気圧ですが、色んな路面を走ってみてフィーリングが良い【2ber】を超えない設定にしました。タイヤは[MAXXIS MAXLITE SPEED 29×2.0]で推奨空気圧は【2.5~4.5ber】です。

加速/巡航/登坂

加速

まずはターマック(舗装路)から出発。
走り始めは、ホイール周りに少しモッサリ感がありますが、ホイールが回り始めればスムーズな回転に移行。それと同時に29インチホイールならではの素早い加速が始まる。タイヤがセミスリック状で抵抗が少ない要素もあるのですが、この加速は26インチホイールのセミスリックとは明らかに違う。
ディレイラー・SRAM GXとカセットコグ・SRAM PG1020 10S 11-36T[Toughroad SLR 1]
リア変速のギア(カセットコグ)は、どの位置にあっても発進時に使えるため、最大の【36T】を使用してのスタートも可能。荷物を積載した状態でこの軽さの歯数が使えれば、漕ぎ始めの負担や低速走行にはメリットが大きいでしょう。

巡航

ターマック(舗装路)の巡航性能[Toughroad SLR 1]
巡航性能は700Cホイールのロードバイク同様にすぐれ、少々の向かい風に悩まされることなくバイクは進行します。

巡航時の増速は、26インチホイールに比べると若干トルクの上乗せが必要ですが、それが完了するとスピードを維持するのは難しくないです。これはロングライドでは非常に頼もしい長所となり、思いのほか距離を稼ぐことができるでしょう。

次はバイクをグラベル(砂利道)へ入れてみましょう。
グラベル(砂利道)での巡航性能[Toughroad SLR 1]
ダートロードに入るとToughroadのネーミング通り、少々砂利が大きくてもバイクは安定しており、”ハンドルが振られる”といったヤワな部分は見せずルートを直進します。それよりも砂利を豪快に弾き飛ばすシーンが何度かあったため、そちらのほうの注意が必要。

グラベル走行でも、ターマックでみせた巡航性能を発揮。バイクは安定しているし走行感は軽いため速度も上がる。ただし、リジッドバイクゆえに、路面からのキックバックはシッカリ伝わります。タイヤの空気圧が高ければ、疲労やストレスの度合いが大きいと思う。
シングルトラックの走行性能[Toughroad SLR 1]
ちなみにToughroadは、リジッドMTBのように、ある程度のオフロード走行は可能。ギャップをうまく避けて走れば、野や山のフラットシングルトラックでも楽しいでしょう。ただし、大きめのジャンプは禁止。

登坂

欧米の地形と違い、日本では狭い範囲でも地形の高低差が大きく、下ったばかりなのに直ぐ勾配のある坂道をクリアしなければならないロケーションは少なくない。
クランクチェーリング・SRAM S1000 28/42T[Toughroad SLR 1]
Toughroadは、MTBのようなホイールとタイヤが装備してあります。これに、フロントチェーンリング【42-28T】という、29er MTBより歯数が少し大きい(通常【36-26T】)設定。とくにアウターが【42T】だと、坂道の登坂には大きめのトルクでペダリングするか、フロントギアをインナーに落とさないと登坂できないと思っていました。
ところが、リアのギア(カセットコグ)が【11-36T】10速のワイドレンジなことと、転がろうとするホイールの慣性がアシストするため、勾配6〜7%のワイディングロードでもフロントチェーンリングはアウターのまま、リア変速だけで坂を上がることができます。
傾斜のワインディングロード[Toughroad SLR 1]
ただ、Toughroadは前後キャリアに荷物を積むことを前提に設計されているバイク。重量20〜30キロの荷物を積載して勾配10%位のルートを含め、それなりの距離を走行となると、フロントインナー・リアロー【28 × 36T】でも脚力次第では厳しいかもしれません。そんなときは、小さい歯数のフロントチェーリングへの変更を検討してもいいと思います。

とりあえず、登坂でも良好なフィーリングが得られたので『29erは、どれでも坂道が大変』という固定観念がなくなりました。

前後キャリア未装着[Toughroad SLR 1]
今回は、基本的な走行についてインプレ致しました。次回は『実走レビュー / ハンドリングとコンポーネント[Review 3]』になると思います。

2016 GIANT Toughroad インプレ

2018 GIANT Toughroad SLR 0 スペック




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